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2022/10/07

飲み物あれこれ (第36回)コーヒーの発がん性

数年前にアメリカの裁判所がコーヒーの発がん性を認め、発がんの危険性があることを表示しなければならないとの判決を出したということがありました。 コーヒーそのものに、発がん性物質は入っておりませんが、焙煎という過程で熱を加えると、発がん性をもつアクリルアミドが産生される事による判決のようです。 アクリルアミドの含量を他の食品と比較すると、ほうじ茶や麦茶にもコーヒーと同程度のアクリルアミドがふくまれていることがわかっており、コーヒーが特段に発がん性がある飲料とは言い難い様です。 なお、大手のコーヒーメーカーでは焙煎を工夫してアクリルアミドの産生を抑えたコーヒーを作ったそうですが、まずくて飲めなかったとの記事もあります。 やはり、こうした嗜好飲料は意識に植えこまれた概念を満たすことが重要でしょうから、発がん物質のアクリルアミドをある程度含んでいることを把握して飲む必要はあるような気がします。
続きは、ポリフェノールリッチなチョコレートドリンクやカテキンリッチな緑茶カプチーノを飲みながら考えてみます。
では、また。

飲み物あれこれ (第36回)コーヒーの発がん性
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